問い直しコーチの使い方
クリシンクエストには、行き詰まったときに頼れる問い直しコーチがいます。大事なのは、コーチに答え(どれが嘘か)を聞かないこと。コーチは、次に投げる問いの観点を整理してくれる相棒です。
答えではなく観点をもらう
コーチに「どれが嘘?」と聞いても、それでは自分の問い直す力は育ちません。代わりに、こう使います。
- 「いま何を確かめれば見分けられそう?」
- 「3人を見分けるなら、どんな観点で比べるといい?」
- 「次に投げると効きそうな問いの“種類”は?」
返ってくるのは結論ではなく、見る角度です。その角度を手がかりに、自分でAIへ質問を組み立てます。
慣れないうちは「なぞる」ことから
最初から自分で問いを組み立てるのが難しければ、コーチがくれた観点をほぼそのまま質問に変えるところから始めて大丈夫です。たとえば「数字の母数を確かめるといい」と言われたら、AIへ「その数字の母数は?」と、もらった角度をなぞって聞く。これ自体が、観点を具体的な問いに変換するという、見抜く力の中心にある作業の練習になります。
ただし、なぞるのは観点であって、答えではありません。コーチに「どれが嘘?」と聞いて結論をなぞるのは練習になりません。慣れてきたら、もらった角度に自分の言葉を少しずつ足していきましょう。
使いどころ
- 最初の発言を聞いて、どこから手をつけるか迷ったとき。
- 質問してみたが、手応えがなく次の一手に困ったとき。
- 自分の問いが、根拠・前提・出典のどれにも当たっていない気がするとき。
具体例(before → after)
Before: コーチに「どれが嘘?」と聞く → 答えをもらってそのまま投票。見抜く力は育たない。
After: コーチに「最初に確かめるべき観点は?」と聞く → 「数字の母数」という観点をもらう → 自分でAIへ「その数字の母数は?」と質問する。観点→自分の問い、の順で回すのがコツです。
練習する
迷ったらコーチに観点を、確かめるのは自分の問いで。この往復が、問い直す力のトレーニングそのものです。