数字トリック型
数字を盾にして信頼を演出する型です。「87%の人が満足」「2倍の効果」——数字は客観的に見えるぶん、母数・期間・測り方を伏せられると、中身が空っぽでも説得力を持ってしまいます。
見分けるサイン
- パーセントや「○倍」が、母数や基準なしで出てくる。
- 「平均」と言うが、何の平均か・分布はどうかが不明。
- 桁が大きい・細かいほど、確からしく“感じさせる”演出になっている。
効く問い
「その数字は、何を・いつ・どれくらいの規模で測ったものですか? 基準は何ですか?」
数字のつくられ方を問います。「2倍」なら何と比べて2倍か。「87%」なら何人中か。中身を聞かれて答えられない数字は、飾りです。
具体例
「この方法で売上が3倍になりました」——元が1件なら3件でも3倍。母数を聞くと、印象がまるで変わります。また「平均年収1,000万円」も、少数の高額層が引き上げているだけかもしれません。平均より分布を疑うのがコツです。
練習する
クリシンクエストで数字が出てきたら、鵜呑みにせず母数・期間・基準の3点を問うてみましょう。きれいな数字ほど、足元を確かめる価値があります。