根拠を問う
主張そのものではなく、それを支える証拠に光を当てる問いです。もっとも基本で、もっとも応用が利きます。証拠があるなら示せるはず。示せないなら、それは意見か思い込みです。
こんなときに効く
- 断定が強いのに、理由が添えられていないとき。
- 「当然」「明らかに」と、結論へ急いでいると感じたとき。
- 何から確かめればいいか分からないとき(まずこれ)。
効く問い
「なぜそう言えるのですか? その根拠になっているものは何ですか?」
「それを裏づける具体的な事実を一つ挙げてもらえますか?」
具体例(before → after)
Before: 「この機能は安全です」と言われ、「そうなんだ」と受け取る。
After: 「安全だと言える根拠は何ですか?」と聞く。すると「まだ検証していない」「印象で言っていた」などが見え、安全という言葉の中身が確かめられる。
ポイントは、相手を責めることではなく、結論と根拠を切り離して見ること。根拠が出てくれば信じればいいし、出てこなければ保留できます。
練習する
クリシンクエストでは、断定の強いAIにまず「なぜ?」を一つ。根拠の有無で、嘘の輪郭が見えはじめます。