権威偽装型
「専門家が」「公式が」「ノーベル賞受賞者も」と、権威の名を借りて主張を押し通す型です。中身ではなく、語り手の肩書きで信じさせる。権威が本物でも、その人の専門外だったり、発言が捏造・誇張されていたりします。
見分けるサイン
- 主張の中身より、誰が言ったかが前面に出ている。
- 権威の専門分野と、話の内容がずれている。
- 「○○も認めている」と言うが、本人の発言が確認できない。
効く問い
「その人は、この分野の専門ですか? 実際にそう発言したと確認できますか?」
権威と中身を切り離します。肩書きが本物かだけでなく、その分野の専門か、本当にそう言ったかを問うと、借り物の権威が剥がれます。
具体例
「著名な物理学者がこの健康法を勧めています」——物理学の権威は、健康法の専門家ではありません。分野違いの権威を持ち出すのは典型的な手口。さらに「本当にそう発言したのか」をたどると、出どころすら怪しいことがあります。
練習する
クリシンクエストで「専門家が」「公式が」と権威が出てきたら、肩書きに頼らず主張そのものの根拠を問うてみましょう。権威は、中身を確かめない理由にはなりません。